プロリーグ第三節の先攻2T託宣撃たずに関して

プロリーグ第3節でTatusnoさんと対戦した際の対アーカスネクロ戦で原初ドラゴンを使った私が2T託宣を撃たなかったことに対して、物凄くたくさんの指摘があったのですが、あのプレイは真面目に考えた末のプレイだったのと、配信での振り返りだと詳細には語れそうにはないため、そこだけちょっと詳細に。

相手のデッキはこれでした。
Tatsunoさんのアーカスネクロ

5PPの託宣からの竜友切りに関してはフィルレイン進化で処理出来ると思って動き始めて、計算合ってたのに途中で計算ミスったと勘違いしてテンパって酷い動きになっていたり、反省点の多い内容なので、色々と説得力無いんですが。

原初ドラゴンの勝ちの形は、PP加速からの

1.早期原初着地からの居座り
2.早期原初着地で顔削りつつ盤面取って処理強要掛けてからの疾走
3.大型疾走を相手の処理許容より高い形で着地し、居座り
4.大型疾走連打で処理強要しながら顔を詰める

というのが基本的な形だと思っています。
これら全ての確率を高めるためにPPブーストカードが入っているわけです。

さて、今回のTatsunoさんのアーカスネクロに関してなのですが、相手のデッキに呪われた忠誠が3枚入っていることから、居座りプランは確率が低くなります。
このため、勝つために必要なパーツとして、原初、大型疾走が複数枚必要になりやすいマッチです。

一方で、このネクロとのマッチにおいては

5.相手が災厄の屍王を持っていない時、ボードで勝って打点を入れ、そのまま疾走リーサル圏内に入れる

という勝ち筋が発生します。
2/2/2をただ並べる行為は通常のデッキに対しては強い動きに繋がりませんが、この相手デッキには2/2/2とトレード出来るカードは先攻でベレヌス、スカルデッドロード、破魂の少女の8枚、後攻ならこれに加えてゾンビパーティーという2枚が加わり、10枚となります。
後攻時の対応カード枚数は少ない枚数ではないですが、3コストで2/2/2と相討ちが取れるカードはバイヴカハと常闇の大梟の4枚のみ。後攻で3ターン目までにこれらのカードから2枚引ける確率は73.32%です。これが、フルマリガン後なら63.13%となります。
この手の盤面を取られやすいデッキは進化2面処理系のカードを積むことで取り返すギミックを搭載していることが多いのですが、実質的にこれに当たるカードが災厄の屍王です。これがマリガン後に後攻4ターン目までに手札に来る確率はほぼ5割です。
そして、相手はマリガンで3枚とも手札を返していました。

このため、約37%の半分、大体18.5%程度の確率で5.のプランが通りやすくなり、引き要求を大きく下げることが出来ます。

私の2ターン目の手札はロイ、フィルレイン、威圧、託宣、アイラでした。この手札はPP加速には有効な手札なのですが、ドローを進められるカードを持てておらず、PPは多いが有効に使えずに乙る展開になりやすい典型的な手札でもあります。
ドローソース系のカードとエンドカード系のカードがなく、上手く使えない展開になりやすい威圧がある。また、相手のアーカスネクロはあまり横展開をするデッキではないため、アイナの疾走打点が伸びにくく、原初の対処も出来るため、エンドカード方面に頼ったゲームWINを狙うと引き要求が高くなりがちという問題もありました。

託宣を撃って翌ターンにアイラフィルレイン、その次にロイ+チョイスカードと動くと次の動きが不安定になり、この2ドロー以内にドローソースが無かった場合はその後延々と弱い動きを強要されるリスクがあること、そもそもエンドカード連打で勝つプランは引き要求が高くなりがちなこと(結果的に引いて勝ったのですが)から、相手の事故狙いがあったことと、引けた場合にはどちらにしても勝てるだろうという判断から2/2/2を場に出すという判断を下しました。

かなり様々な条件が重なった上でのプレイで、完全に吟味できていたわけでは無いため、「このプレイが絶対に正しかった!」と確信を持てたプレイでは無かったのですが(試合展開のパターンは組み合わせが爆発して確率が複雑過ぎて算出し切れないので、今でも確信は無いです)、私のプレイ意図はこんな感じでした。ご参考までに。

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