祈りの集約もゴミじゃなかった!集約疾走ビショップのデッキ紹介

天翼64ハンドレスドラゴンというデッキがあります。このデッキは「天翼を喰うもの」という当時最も話題にならなかったゴールドレアを有効利用した素晴らしいデッキでした。
あのデッキを見て以来、シャドウバースのゴールドレアはどれも専用構築にすればなかなか戦えるデッキになるんじゃないか、という気持ちを抱き続けていました。

さて、シャドウバースには「祈りの集約」というゴールドレアがあります。

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カウントダウン 4
自分のターン終了時、このカードのカウントダウンと同じコストの「カウントダウンを持つアミュレット」をランダムに1枚、自分のデッキから場に出す。

1枚で最大4枚のカードをコストを踏み倒して盤面に呼び出すことが出来る超カードです。
この膨大なアドバンテージ量にデッキビルダーが反応しないわけがなく、リリース当初からデッキビルダーの注目を一身に浴び続けました。
しかし、それにも関わらず恐らくは誰一人としてまともなデッキを作ることなく去って行った不遇のカードです。
このカードの弱い点は大きく分けて2点でした。

1.コスト6が重過ぎて遅すぎる
ビショップにとってコスト6帯はテミスを撃って必死で防戦を繰り広げるコスト帯です。
そんなコスト帯で悠長にアミュレット置いて無防備に返すというのは、シャドウバースのことを理解しているプレイヤーからすれば吐き気がするレベルの行為と言えます。
その上、さらに登場するアミュレットのカウントダウンを待つなんて、どれだけ悠長なカードなんだ、ということですね。

2.盤面要求が酷い
本体で1盤面埋めておきながら、毎ターンアミュレットを増やして行くわけです。全アミュレットを出しきった場合、盤面を祈りの集約だけで全て使うというなかなか論外な盤面要求を行ってきます。アミュレット出しまくるのに本体にはラストワードがなく、スカルフェインとの相性も良くありません。

これら2点により、「こりゃ駄目だ」と結論を下されてきたカードというわけです。

デッキ紹介

そんな祈りの集約だったのですが、先週MPをすり減らしながら冥府ビショップを一生懸命研究していた時に、1ターン目で死の宣告を確定サーチ出来ることに気付きました。死の宣告であれば、翌ターンに相手盤面を更地ないしそれに近い状態にして自ターンを迎えられるため、隙が少ないこと、1ターンで割れるので盤面要求が少ないことという祈りの集約のデメリットを大きく抑えることが出来ます。
そのシナジーを最大限利用して形にしてみたのが以下のレシピになります。

集約疾走ビショップのレシピ

祈りの集約でサーチしてくるカードが
1ターン目:「詠唱:死の宣告」
2ターン目:「詠唱:神鳥の呼び笛」
3ターン目:「詠唱:異端審問」
4ターン目:「詠唱:聖なる願い」
となるように構築してあります。

実のところ、死の宣告や異端審問は除去としての役割もあるのですが、どちらかというと相手の展開阻害効果の方が大きいです。
ともに言わば見えている除去で、ターンをやり過ごせば無かったことに出来るわけです。余程強力なファンファーレでもなければ、死の宣告が見えているのにわざわざキャラ展開はしませんよね?(3体以上展開して本命が残ることに期待する局面は稀にありますがw)
その間、相手の盤面はガラ空きなので、こちらは好き放題出来るわけです。その好き放題のタイミングで何をしたいかというと疾走を沸かしてそのままリーサル圏内に持っていく動き一番強いわけです。サタンを出すとかも強いと思いますが、祈りの集約は6ターンか7ターンには場に出したいカードなので、サタンのターンまで相手の攻撃を凌ぎ切るには強めの引きを要求されます。
また、神鳥の呼び声は登場ターンのコスト要求が当然ありませんので、ガブリエルとの相性が抜群に良いです。ガラ空きターンで数点加点したらガブリエル神鳥コンボで進化込み9点詰められますので、そこまでに盤面に残っている疾走と合わせて2桁リーサルも割と現実的なわけです。

陽光サタンとの違い

ビショップと言えば、最も有名なデッキは陽光サタンなわけですが、あのデッキはサタンを出す都合上最低でも10ターン目まで護り切る必要があります。このため、後半のマナ帯の強力なカードを大量に積む必要があり、結果として、序盤のカードを手薄にせざるを得ません。
また、巨大な守護で盤面を無理矢理耐えることで時間稼ぎを試みますので、陽光を引けて無い限り1枚でもツバキなどによる除去を受けると盤面が総崩れしやすいです。また、そもそもテミスを引けなければ回っているロイヤルを抑えられない上、テミスを撃っても乙姫でカウンターされると負けるというのもよくある負け筋なわけです。
集約疾走ビショップでは、集約用に異端審問を積んでいるなど、通常のビショップよりも低マナ帯にカードを割けています。このため、テミスが無くとも鉄槌の僧侶や死の宣告、ゴブリンマウントデーモンなどで早いデッキの攻撃を凌げることも少なくありません。
また、キーカードが陽光サタンではなく祈りの集約なため、切り返すターンが早く、必要な除去要求が少なく済むことも特徴です。
6Tテミス→7T集約から盤面を取り返して疾走やマイニュ、ゴブリンマウントデーモンなどで打点追加してリーサルまで持っていくというのが割とよくある勝ちパターンとなります。勿論、盤面リードを許していなければ6ターン目に直接祈りの集約出来る方が強いです。
こんな展開になるのが理想的です。
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死の宣告や異端審問によって相手の進化カードを除去で返してこちらの進化を温存して遅めのターンを迎えやすいというのもこのデッキの特徴になります。
なお、この場面は相手がクイーンヴァンパイア以外なら確定リーサル。クイーンヴァンパイアでも異端審問がフォレストバットに行けばリーサルです。

カード採用について

スネークプリースト

耐久型のビショップでは何となく積んでいることが多く、真っ先に調整枠になりがちなスネプリですが、このデッキのスネプリはガチなので交換をオススメしません。
死の宣告や異端審問はランダム除去ですので、相手の1/1大量展開の処理が結構面倒というのがこのデッキの特徴です。
このため、1/3というスペックは下手をすると2/2よりも相性が良いのです。
また、このデッキは疾走を大量に積んでいるせいで守護を持ったカードの割合が少ないという特徴があります。
高マナ帯でスネプリで相手を牽制しながら隣の疾走で殴るという動きも非常に強く、序盤から終盤までいつ引いても強いカードとなっています。

マイニュ

歴戦のランサーと並んで私的2/2/2キャラランキングで熾烈な1位争いを繰り広げているのがマイニュです。
除去を受けない2/2というのは本当に強いです。
除去の影響を受けずに相手のキャラと相討ちしたり、一方取ったり出来るため、序盤に過剰なテンポを奪わせないための動きの核となることが多いです。また、このデッキは疾走でライフを削り切るデッキですので、隙あらばフェイスを殴る動きも十分に強く、特に先攻時は漆黒の法典などで除去りながらマイニュビートで打点を重ねることも多いです。

見習いシスター

このデッキで一番怪しいところはここだと思います。
異端審問や死の宣告の即時発動や、神鳥の呼び笛の加速など便利な動きをしながらスペックは3/3/2と及第点なので、強いのは強いのですが、このカードの有無で勝敗が変わったことは今のところ無いですね。
3マナのカードにせよ、それ以外のカードにせよ、真っ先に調整を考えるのはここで良いのかなぁという気がします。

祈りの集約

2枚以上引きたくないカードなので、2投にしたいのですが、使ってみると思いの外クッソ強くて祈りの集約無しのこのデッキは考えられなくなったので3投しています。2枚以上同時に盤面に出すと大惨事になりますので、手札でダブついてもグッと我慢しましょう。
集約減らすぐらいならテミス減らそうかなっていうぐらいにはこのデッキの集約は強いです。

総評

ここまで長々と語りましたが、フリーで回した感じ、勝てるけどめっちゃ勝てるわけではない、ぐらいの感想でしたw
集約引けなくてジリ貧になって負けた試合もあったりしてw
ただ、型にハマった時の気持ち良さはなかなかのものです。っで、型にハマることは割とあるんですね。
私自身はマスターで回す程の自信は無かったのですが、プレイングや調整次第でまだ化ける可能性はあるかなぁと思っています。
面白いデッキですので、いつものデッキに飽きたら使ってみてあげてください。

…このデッキに当たってランク戦負けたら俺苦笑いしそうだなw

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