この動きにピンと来たら冥府エルフ?テンポエルフと冥府エルフの違い

最も使用率が高いリーダーとしてエルフが環境に君臨しているわけですが、そんなエルフには代表的なデッキとして、テンポエルフと冥府エルフというデッキが存在します。
割合で言うと、テンポエルフ2:冥府エルフ1ぐらいなので、どちらか解らない時はテンポエルフだと推定して動くのが吉と言えますが、性質が全く違うデッキなので同じように動いていては勝てません。

この記事を書こうと思ったのは、ぜろろ軍曹の

ぜろろ軍曹の兵法虎の巻「第3回トレードorフェイスの判断」

の記事を読んだからだったりします。
「8割がたトレードをするべき相手リーダー」としてエルフが挙げられているのですが冥府エルフに対してはどっちかというとフェイス寄りの動きしなきゃ駄目だよね、と触発されたからだったりw
冥府エルフに対しても、エンシェントエルフ警戒などで盤面を取る動きが必要になるため、何も考えずにフェイスを狙っていけば良いわけではないです。ぜろろ軍曹の記事は「初心者向け」とのことでしたので、その辺りの細かい話は敢えて省略して解りやすくエルフ相手はトレードと書いてあるのだと思います。
まぁ、実際のところ、フェイス/トレードの細かい条件分岐に関しては、状況に常に変わるため、説明し切れませんし、ぶっちゃけ私もミスりますw
ですが、大まかな方針として、テンポエルフ相手なら盤面、冥府エルフならフェイスと考えた時に、そもそもテンポエルフと冥府エルフって何が違うんだよ、という話をしてみたいと思います。言わば、中級者向け、ですかねw

テンポエルフと冥府エルフの違い

今最も主流な冥府エルフの型はハイブリッドエルフと呼ばれる型です。
前環境冥府エルフの根源の枠にティアを突っ込んだもので、ドロー要素などを削ってさらにシンシアも3積んでいる構築もあります。

テンポエルフの勝ち筋は、大きく分けて

1.大量のフェアリーを止めどなく展開し、風神・シンシアで加点した後、リノセや追加の風神・シンシアなどで詰め
2.大型エンシェントエルフからそのまま押し切り
3.序盤対処されるも、シンシア進化から盤面を取り返し、ティアや風神、2枚目のシンシアなどで制圧して勝つ
4.リノセウス導き

の4パターンがあります。
一方で冥府エルフ(ハイブリッドエルフ)の勝ち筋は、ざっくり

1.大型エンシェントエルフからそのまま押し切り
2.シンシア、ティアで盤面を制圧して勝つ
3.回復や除去、ティアで時間を稼いで冥府プラン
4.リノセウス導き

の4パターンになります。
エルフに対して盤面を取っていきたいのはテンポエルフの1.2.3.パターンを狙われている時と、冥府エルフの1.2.パターンを狙われている時になります。冥府エルフに関しては、序中盤では処理出来ないエンシェントを出されてまずい場面以外では有利にならないトレードを仕掛ける理由はなく、フェイスを志向するべきなのはこういった事情です。盤面を取りに行き過ぎてフェイスに打点を入れるチャンスを逃したが故に冥府を完成させられてしまうことは少なくないと思います。

テンポエルフと冥府エルフを判別する

フェイス/トレードの判断そのものは相手がテンポエルフでも、冥府エルフでも一辺倒なものではないのですが、テンポエルフ相手はオーバー気味に盤面を取りに行った方が強く、冥府エルフ相手ならトレード面で不利にならない程度ならフェイスを狙うべきだというおおまかな方針は立ちました。
それでは、どうやってテンポエルフと冥府エルフを見分ければ良いでしょうか。

テンポエルフと冥府エルフの見分け方として、テンポエルフは盤面を重視して、冥府エルフは手札を重視するというところがあります。テンポエルフは盤面を取ってそのまま風神シンシアに繋げたいので、バレッジ警戒などの最低限の渋りはありますが、基本的には盤面に出せるだけフォロワーを出します。一方で、冥府エルフは新たなる運命、フェアリービースト、森の意志などの関係上、手札をなるべく保っておきたいはずです。
相手の行動全体を見て、手札と盤面どちらを重視しているかを見極めていくわけですが、これをされたら冥府っぽいという典型的な動きがいくつかあるので、それを紹介してみようかと思います。

新たなる運命、冥府への道を使われた

言うまでもなくほぼ確定ですね。新たなる運命だけ採用するテンポエルフ・コンボエルフは理論上はあり得ますが、超レアケースですので、余程それ以外の動きがテンポっぽくない限りは冥府エルフ確信していい動きと言えます。

1Tにフェアリーサークル撃たれたのに2Tにウィスパラーが出てきた

1ターン目にフェアリーサークルを撃った場合、テンポエルフであれば次のターンはフェアリーフェアリーないし、その他の1コストフォロワーを並べるのがセオリーです。
冥府エルフであってもフェアリーフェアリーと動くことの方が多いとは思いますが、冥府エルフ側の手札次第ではウィスパラーを出した方が強いことがあり得ます。テンポエルフでこの動きをしてくるとしたら、冥府エルフだと誤認させようという高度なブラフ以外にはあり得ず、それが正当化出来る場面は極めてレアだと思われるので、この動きをされたら冥府エルフだと推定して良いでしょう。

翅の輝きを使われた

テンポエルフが3.のシンシアティア制圧プランを重視した構築において翅の輝きを少数採用していることは稀にあるのですが、基本的には翅の輝きは冥府エルフのカードです。翅の輝きはテンポを失うカードなので、テンポエルフとはアンチシナジーです。翅の輝きを撃たれたら基本的には冥府エルフだと疑ってゲームをすると良いでしょう。

森の意志、フェアリービーストを使われた

テンポエルフは大量の手札をガメるデッキではないので、手札枚数依存のカードとのシナジーは薄いです。
このため、テンポエルフではこれらのカードは基本的に採用されません。これらのカードを使われたらほぼ冥府エルフだと思ってよいでしょう。

エルフプリンセスメイジ進化の後0コスフェアリーを展開されなかったのに翌ターンティアが出てこなかった

テンポエルフでは、エルフプリンセスメイジ進化後、ティアを構えていなければフェアリーを展開するのが普通です。
そうでない動きをしてきた場合は手札補充のためにエルフプリンセスメイジ進化を使っていると考えられ、これは冥府エルフの可能性が濃厚です。
テンポエルフがエルフプリンセスメイジ進化後にティア無しでフェアリーを温存するパターンはリノセリーサルを狙っているパターンのみですので、仮に冥府エルフで無かったとしても悠長に盤面を取っている場合ではないですw

雑感

エルフというリーダーに絞ってフェイス/トレードの判断の初歩をざっと考えるだけでもこんな感じになります。
型の判定を行っただけでは、まだフェイス/トレードを考える上での最低限の方針しか決まってないわけで、ここから状況別に細かく最善手が変わっていくわけです。
そう考えると、うん、シャドウバース、難しいね☆

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